薬箱について
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ロペミンの成分はロペラミドで作用は下痢止めです。作用機序は腸に存在するオピオイド受容体に作用し腸管運動を抑制して水分の腸管吸収を促進し止瀉作用を示します。他の規格としてロペミンカプセル1mgやロペミン細粒0.1%もあります。ロペミン小児用細粒は子供が飲みやすいように加工されていて味は甘く(オレンジ味?)わずかに苦味が残ります。また、細菌性の下痢には原則禁忌となっているので症状をよく観察してください。
ナウゼリン錠は悪心、嘔吐、食欲不振、腹部膨満、上腹部不快感、腹痛、胸やけなどに処方
される薬です。他の規格にナウゼリン錠5やナウゼリンドライシロップ、ナウゼリン坐剤もあ
ります。一般的に悪心、嘔吐、食欲不振で処方されるケースが多いと思います。服用方法は
1日3回食前に服用しますが、食後で処方されていることろもかなりあります。特に注意し
ないといけないのが後屈頸、眼球側方発作、上肢の伸展、振戦、筋硬直等の錐体外路症状
(パーキンソン病のような症状)が起こることがあります。
ブスコパン錠は鎮痙剤として腹痛などに処方されています。ブスコパンは胃腸のけいれんを
抑え、それによって痛みを抑えます。これからの時期はノロウイルスや風邪などの症状で下
痢や腹痛で受診される方も多くなってくると思います。その場合にも処方の機会があるかも
しれません。但し、「腸管出血性大腸菌(O157等)や赤痢菌等の重篤な細菌性下痢患者で
は、症状の悪化、治療期間の延長をきたすおそれがある。」と記載され禁忌となっていま
す。何が原因なのかよく薬剤師や医師と相談してください。なお、OTCでもブスコパンは
販売されています。ブスコパンは抗コリン作用があるために緑内障や前立腺肥大の患者さん
は禁忌となっていますので注意してください。