リーマス錠100

リーマス錠はそう病の薬です。成分は炭酸リチウムで従来の抗精神病薬による非特異的な抑制と異なり、躁状態の高揚や興奮に対して特異的な情動安定化作用を示します。また、炭酸リチウムの投与により、病相期の発現を消失または減少させ、クロルプロマジンと比較して、うつ転を誘発することは少ない薬です。炭酸リチウムは血中濃度測定が簡単にでき、服薬管理がし易くなります。
用法・用量として成人で炭酸リチウムを通常1日400~600mg より開始し、1日2~3回に分けて服用します。以後3日ないし1週間毎に、1日通常1200mg までの治療量に漸増します。改善がみられたならば症状を観察しながら、維持量1日通常200~800 mg の1~3回分割経
口投与に漸減します。


炭酸リチウムは躁病の薬ですが抗うつ薬(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤など)の作用を増強することが知られています。そのため、併用されることもありますが作用が増強されるために副作用発現の頻度も高くなります。併用による重大な副作用としてセロトニン症候群(興奮や焦躁感など)やリチウム中毒(初期症状として食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢等の消化器症状、振戦、傾眠、錯乱等の中枢神経症状、運動障害、運動失調等の運動機能症状、発熱、発汗等の全身症状)があるので服用には十分注意してください。


This entry was posted on 火曜日, 1月 5th, 2010 at 11:39 AM and is filed under 医科向け ら行. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site.

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